動画投稿者がサブアカウントを持つ理由。
2021年1月30日 YouTubeに関する小話私の知り合いの動画投稿者(主にゆっくり茶番劇の製作社)のほとんどはTwitterでメインアカウントのほかにサブアカウントを持っており、動画の宣伝などは前者、それ以外の雑多なツイートは後者のアカウントで行っている。
大手のゲーム実況者やYouTuberにもこういったスタイルの人がチラホラ見られる。
アカウントを2つフォローするのは手間がかかるし、同一人物とわかっているのになぜそんなことをする必要があるのかと疑問に思った方もいるかもしれない。
なので、今回は彼らの話と自分の考えを元に、サブアカウントを用意するメリットをいくつか紹介する。
①フォローの整理
まず1つ目は、単純にフォローを整理するため。
動画投稿者には当然他の投稿者との横の繋がりがあるため、他の人の動画の動きや情勢(ネタの流行など)を見ておく必要性があるのだが、それ以外の人を大勢フォローしてしまうと、当然他の同業者のツイートが埋もれてしまい、確認しにくくなってしまう。
リストに入れるという手段もあるが、いちいちリストに飛ばなくてはならないため、最初からフォローを彼らだけに絞っておいた方が単純に楽。
②動画投稿者としてのイメージを保つため
2つ目に、動画と関係のない日常的なツイートを発信しすぎてしまうと、「動画投稿者」というイメージが薄れてしまうためである。
動画に関するツイートが8割以上を占めていれば、当然フォロワーもその人を「動画を投稿している人間」と認識するかもしれないが、それ以外のツイートが多いと「普通の人」という認識に変わってしまい、場合によっては動画の方に目を向けられなくなることがある。
私的な感覚だが、動画と直接関係ないツイートを頻発しているユーザーがYouTubeをやっていても気付かないことが多く、「あ、YouTubeにチャンネルあったんだ」と少し時間が経ってから気付くことも多い。仮に動画をやっていることを知っていたとしても、「動画投稿者」というより「動画をたまに投稿している普通の人」くらいの認識になってしまうことも多い。
また、視聴者になってくれる可能性のある人が自分のアカウントをRTやフォロワー経由で発見しても、関係のないツイートが多いと、場合によっては動画を投稿していること自体気付いてもらえず、見てもらうチャンスを逃してしまう可能性もある。
同じような感覚の人もいるかもしれないし、動画投稿者という周囲からの認識を保つためには、関係のないツイートを動画宣伝と同じアカウントで行わない、というのも有効な手段の一つである。
③フォロワーをターゲットに絞るため
これは②の話にも通じるが、動画投稿と関係のないツイートをしていると、そのツイートをきっかけに「その話題のツイートを見るために」誰かがフォローしてくることがある。
実際私も発達障害関連のツイートをしていたら発達障害専門のアカウントにフォローされたことがあり、同じように、メインのツイートと関係のないツイートをきっかけにフォローされたという事例は他にもよく聞く。
以前話した通り、動画をTwitterで拡散する場合、ターゲットになり得ない人に向けて発信してしまうと、登録されても動画が再生してもらえず動画の評価が下がる可能性がある。
関係のないツイートから入ってきた彼らが動画を楽しんでくれればいいのだが、そうではない人の可能性の方が当然高いため、動画のターゲットにならないフォロワーが増えてしまう事にもなる。
一人や二人程度なら問題ないかもしれないが、他のツイートの割合の方が圧倒的に多いために動画以外の趣味などで繋がったフォロワーの方が圧倒的に多い動画投稿者も少なからずいる(当然、趣味で投稿している程度であればそれでも問題ないのだが)。
しかし、伸びを意識してYouTubeをやっている人からすれば、こういった動画と関係のないツイートをきっかけに動画のターゲットになり得ないフォロワーが大勢入ってきてしまうと、動画の宣伝の上で致命的なことになりかねない。そういったツイートの頻度が高ければ高いほどこの傾向は強くなる。
(実際私のかつての本アカウントも関係のないツイートが一時期多かったため、視聴者や同業者でない相互さんが多かった)
場合によっては動画と関係のない内容であっても、できる限り多くの人に発信しなくてはならないこともあり、本垢でツイートせざるを得ないこともあるため、全くしない方がいいというわけではないのだが、やはりツイート内容を動画投稿関連に絞った方が、動画の視聴者になってくれる人たちが自然と集まってくれるので、他のツイートをしたり、フォロワーの人たちや視聴者と絡むのを別のアカウントで行うというのも宣伝の上では有効だったりする。
もちろんアカウントを誤って誤爆ツイートをしたりするリスクもあるし、単に管理が面倒だという問題もあるため、特に作らないという方針の人も普通にいる。
(そもそも日常的なツイートなどをほとんどしない人は作る必要がない)
しかし、戦略的にYouTubeのチャンネルを運営していくなら、こういったスタイルも検討していいかもしれない。
大手のゲーム実況者やYouTuberにもこういったスタイルの人がチラホラ見られる。
アカウントを2つフォローするのは手間がかかるし、同一人物とわかっているのになぜそんなことをする必要があるのかと疑問に思った方もいるかもしれない。
なので、今回は彼らの話と自分の考えを元に、サブアカウントを用意するメリットをいくつか紹介する。
①フォローの整理
まず1つ目は、単純にフォローを整理するため。
動画投稿者には当然他の投稿者との横の繋がりがあるため、他の人の動画の動きや情勢(ネタの流行など)を見ておく必要性があるのだが、それ以外の人を大勢フォローしてしまうと、当然他の同業者のツイートが埋もれてしまい、確認しにくくなってしまう。
リストに入れるという手段もあるが、いちいちリストに飛ばなくてはならないため、最初からフォローを彼らだけに絞っておいた方が単純に楽。
②動画投稿者としてのイメージを保つため
2つ目に、動画と関係のない日常的なツイートを発信しすぎてしまうと、「動画投稿者」というイメージが薄れてしまうためである。
動画に関するツイートが8割以上を占めていれば、当然フォロワーもその人を「動画を投稿している人間」と認識するかもしれないが、それ以外のツイートが多いと「普通の人」という認識に変わってしまい、場合によっては動画の方に目を向けられなくなることがある。
私的な感覚だが、動画と直接関係ないツイートを頻発しているユーザーがYouTubeをやっていても気付かないことが多く、「あ、YouTubeにチャンネルあったんだ」と少し時間が経ってから気付くことも多い。仮に動画をやっていることを知っていたとしても、「動画投稿者」というより「動画をたまに投稿している普通の人」くらいの認識になってしまうことも多い。
また、視聴者になってくれる可能性のある人が自分のアカウントをRTやフォロワー経由で発見しても、関係のないツイートが多いと、場合によっては動画を投稿していること自体気付いてもらえず、見てもらうチャンスを逃してしまう可能性もある。
同じような感覚の人もいるかもしれないし、動画投稿者という周囲からの認識を保つためには、関係のないツイートを動画宣伝と同じアカウントで行わない、というのも有効な手段の一つである。
③フォロワーをターゲットに絞るため
これは②の話にも通じるが、動画投稿と関係のないツイートをしていると、そのツイートをきっかけに「その話題のツイートを見るために」誰かがフォローしてくることがある。
実際私も発達障害関連のツイートをしていたら発達障害専門のアカウントにフォローされたことがあり、同じように、メインのツイートと関係のないツイートをきっかけにフォローされたという事例は他にもよく聞く。
以前話した通り、動画をTwitterで拡散する場合、ターゲットになり得ない人に向けて発信してしまうと、登録されても動画が再生してもらえず動画の評価が下がる可能性がある。
関係のないツイートから入ってきた彼らが動画を楽しんでくれればいいのだが、そうではない人の可能性の方が当然高いため、動画のターゲットにならないフォロワーが増えてしまう事にもなる。
一人や二人程度なら問題ないかもしれないが、他のツイートの割合の方が圧倒的に多いために動画以外の趣味などで繋がったフォロワーの方が圧倒的に多い動画投稿者も少なからずいる(当然、趣味で投稿している程度であればそれでも問題ないのだが)。
しかし、伸びを意識してYouTubeをやっている人からすれば、こういった動画と関係のないツイートをきっかけに動画のターゲットになり得ないフォロワーが大勢入ってきてしまうと、動画の宣伝の上で致命的なことになりかねない。そういったツイートの頻度が高ければ高いほどこの傾向は強くなる。
(実際私のかつての本アカウントも関係のないツイートが一時期多かったため、視聴者や同業者でない相互さんが多かった)
場合によっては動画と関係のない内容であっても、できる限り多くの人に発信しなくてはならないこともあり、本垢でツイートせざるを得ないこともあるため、全くしない方がいいというわけではないのだが、やはりツイート内容を動画投稿関連に絞った方が、動画の視聴者になってくれる人たちが自然と集まってくれるので、他のツイートをしたり、フォロワーの人たちや視聴者と絡むのを別のアカウントで行うというのも宣伝の上では有効だったりする。
もちろんアカウントを誤って誤爆ツイートをしたりするリスクもあるし、単に管理が面倒だという問題もあるため、特に作らないという方針の人も普通にいる。
(そもそも日常的なツイートなどをほとんどしない人は作る必要がない)
しかし、戦略的にYouTubeのチャンネルを運営していくなら、こういったスタイルも検討していいかもしれない。
動画のインプレッションについての図を解説
2021年1月12日 YouTubeに関する小話
以前Twitterにこのような図を掲載したが、これについてさらに解説していこうと思う。
まず、「チャンネル登録者が0人に近い」チャンネルと、「チャンネル登録者がいる」チャンネルに分けたが、これはなぜかというと、YouTubeに詳しい方々からの話によると、どうにもインプレッションの仕組みが登録者がいるチャンネルといないチャンネルでは違うらしい。
チャンネル登録者がいないチャンネルは、投稿された動画に興味がありそうなユーザーをYouTubeのAIが勝手に捜し出し、お勧め欄に動画が表示されるらしいのだが、チャンネル登録者がいるチャンネルは、登録者からの動画に対する反応で動画を評価し、その結果でインプレッション数が決まる。
つまり、登録者がある程度増えた場合、大部分の登録者から動画のクリック+長時間の視聴が得られないと、動画がお勧めにも検索にも表示されないことになる(③’→④’)。
YouTubeで活動を始める際、Twitterなどでフォロワーや身内に宣伝してチャンネル登録者を募る人が多いが、実はこれをやってしまうと、動画に興味がない人までチャンネル登録ボタンを押してしまうため、この登録者からの反応というのが得にくくなってしまう。
始めたての頃はチャンネルを拡散して少しでも登録者を集めたいところだが、そこはグッと我慢して、宣伝の仕方を少し考える必要がある。
つまり宣伝する場合、これから投稿する動画に興味がある人たちを集めないと、いきなりコケてしまうことになりかねない。
そしてチャンネル登録者が増えてくると今度は登録者からの反応で動画のインプレッション数が決まるのだが、具体的に境界線がどこからかは不明。
個人的な推測だが、チャンネル登録者が50人を超えたら②’の状態だと思った方がいい。
まず、「チャンネル登録者が0人に近い」チャンネルと、「チャンネル登録者がいる」チャンネルに分けたが、これはなぜかというと、YouTubeに詳しい方々からの話によると、どうにもインプレッションの仕組みが登録者がいるチャンネルといないチャンネルでは違うらしい。
チャンネル登録者がいないチャンネルは、投稿された動画に興味がありそうなユーザーをYouTubeのAIが勝手に捜し出し、お勧め欄に動画が表示されるらしいのだが、チャンネル登録者がいるチャンネルは、登録者からの動画に対する反応で動画を評価し、その結果でインプレッション数が決まる。
つまり、登録者がある程度増えた場合、大部分の登録者から動画のクリック+長時間の視聴が得られないと、動画がお勧めにも検索にも表示されないことになる(③’→④’)。
YouTubeで活動を始める際、Twitterなどでフォロワーや身内に宣伝してチャンネル登録者を募る人が多いが、実はこれをやってしまうと、動画に興味がない人までチャンネル登録ボタンを押してしまうため、この登録者からの反応というのが得にくくなってしまう。
始めたての頃はチャンネルを拡散して少しでも登録者を集めたいところだが、そこはグッと我慢して、宣伝の仕方を少し考える必要がある。
つまり宣伝する場合、これから投稿する動画に興味がある人たちを集めないと、いきなりコケてしまうことになりかねない。
そしてチャンネル登録者が増えてくると今度は登録者からの反応で動画のインプレッション数が決まるのだが、具体的に境界線がどこからかは不明。
個人的な推測だが、チャンネル登録者が50人を超えたら②’の状態だと思った方がいい。
「今はこれやれば伸びる」という考え方はやめた方がいい。
2020年6月28日 YouTubeに関する小話ゲーム実況界隈を見ていると、必ず「今はこのゲームやるのが一番伸びる」という話は必ずと言っていいほど耳にすると思われる。
実際にいろんな配信のコメント欄でこの手の話題は必ず聞こえてくる。
もちろん動画を伸ばすためにはある程度「話題性」「トレンド」というものが重要になってくるのだが、これをどのように動画に取り入れるか、それをはき違えてはならないということを話しておきたい。
今となっては動画投稿者というのは増えに増えてしまい、飽和状態に近い。
だからこそ、動画投稿者には「この人は●●の人」という特色、個性がなければ生き残ることはできない。
有名なYouTuberは基本的に人気が爆発したきっかけとなった動画やイメージがあり、それを自身のコンセプトとし、「●●の人」と呼ばれることが多いのである。
特にポケモンの実況者はその傾向が強いように思われる。
(YouTuber文化の最初期にデビューしたジャンルの先駆者はそれらを持っていないこともあるが)
しかし、流行の先端を走るため、トレンドによって人を集めたいがために、普段やっていること、自身のチャンネルのコンセプトから逸脱している人が大勢いる。
中にはそもそも自身のコンセプトもなく、ただその時の流行に任せてまばらに活動している人もいる。
もちろんトレンドというのは視聴者を集めるにはうってつけの手段ではあるのだが、ただいろんなものに雑に手を出しているのでは、何度も言及しているように「一発屋」にすぎず、視聴回数が得られるのも基本的にはその時限りである。
そこに集まった人たちの中にそのチャンネルのリスナーとしてその後もい続けてくれる視聴者というのははたしてどれくらいいるだろうか。
https://zerosome0.diarynote.jp/202006171249159938/
この記事で話した通り、これは「動画の伸び」にはなるが「チャンネルの伸び」にはなっていないということになる。
あくまでチくャンネルの幹となるのは「そのチャンネルのコンセプト」であり、「トレンド」というものは「枝葉」の部分なのである。
自分のチャンネルの方針・コンセプトを決めた上で、そこに少しずつ「トレンド」を取り入れていくのがチャンネルそのものの成長に繋がるのであり、その「トレンド」を幹にして幹をとっかえひっかえしてしまっては、結局一発屋で終わってしまうのが落ちであり、最終的には固定のリスナーはつかなくなり、どんどん再生数は落ちていく。
例えばポケモン実況者であればポケモンの対戦動画にそれとなく世間を騒がせたニュースや流行のゲームのネタを組み込んでいく人は多い。
「あつまれどうぶつの森」(以下あつ森)が発売された際、すぃか氏は直接あつ森そのものに手を出すのではなくポケモンにあつ森ネタを入れることによってポケモンの視聴者をキープしているし、レイえもん氏もあつ森実況をやり始めた際も「カイロス」というワードからは逸脱していない。
このようにチャンネルの「幹」となる部分は残す工夫というのがチャンネルを安定させるために重要になってくる。
登録者が万いる上位の投稿者や配信者はその時流行りのゲームに手あたり次第に手を出しているように見えるが、あれは登録者が多いからこそできることであることを覚えていただきたい。
視聴者が多ければ、それだけいろんなゲームのプレイヤーが登録者内にいるので彼らが来てくれるし、何より「内容がなんであれその人の動画/配信は全部見る」という根強いファンも大勢いるため、ああいった他ジャンルにも手を出せるのだる。
しかし、登録者3桁のチャンネルにそういった視聴者が何人いるだろうか。
チャンネルによってはそれなりにいるかもしれないが、基本的に数人いればいい方だろう。
そういった視聴者がいないうちにあちこち手を出しても視聴者はなかなか集まってこないし、人が集まらない配信や動画には外からも人を呼び込むことは難しい。
大事なのは目先の数字に囚われることではなく、長期的なチャンネルの成長を見据えること。
登録者が少ないチャンネルはただただトレンドに身を任せて視聴者を稼げばよいのではない。
きちんとチャンネルの方針を定め、土台となる視聴者を集めること、つまりチャンネルが軌道に乗るまで、耐え忍ぶことが重要なのである。
実際にいろんな配信のコメント欄でこの手の話題は必ず聞こえてくる。
もちろん動画を伸ばすためにはある程度「話題性」「トレンド」というものが重要になってくるのだが、これをどのように動画に取り入れるか、それをはき違えてはならないということを話しておきたい。
今となっては動画投稿者というのは増えに増えてしまい、飽和状態に近い。
だからこそ、動画投稿者には「この人は●●の人」という特色、個性がなければ生き残ることはできない。
有名なYouTuberは基本的に人気が爆発したきっかけとなった動画やイメージがあり、それを自身のコンセプトとし、「●●の人」と呼ばれることが多いのである。
特にポケモンの実況者はその傾向が強いように思われる。
(YouTuber文化の最初期にデビューしたジャンルの先駆者はそれらを持っていないこともあるが)
しかし、流行の先端を走るため、トレンドによって人を集めたいがために、普段やっていること、自身のチャンネルのコンセプトから逸脱している人が大勢いる。
中にはそもそも自身のコンセプトもなく、ただその時の流行に任せてまばらに活動している人もいる。
もちろんトレンドというのは視聴者を集めるにはうってつけの手段ではあるのだが、ただいろんなものに雑に手を出しているのでは、何度も言及しているように「一発屋」にすぎず、視聴回数が得られるのも基本的にはその時限りである。
そこに集まった人たちの中にそのチャンネルのリスナーとしてその後もい続けてくれる視聴者というのははたしてどれくらいいるだろうか。
https://zerosome0.diarynote.jp/202006171249159938/
この記事で話した通り、これは「動画の伸び」にはなるが「チャンネルの伸び」にはなっていないということになる。
あくまでチくャンネルの幹となるのは「そのチャンネルのコンセプト」であり、「トレンド」というものは「枝葉」の部分なのである。
自分のチャンネルの方針・コンセプトを決めた上で、そこに少しずつ「トレンド」を取り入れていくのがチャンネルそのものの成長に繋がるのであり、その「トレンド」を幹にして幹をとっかえひっかえしてしまっては、結局一発屋で終わってしまうのが落ちであり、最終的には固定のリスナーはつかなくなり、どんどん再生数は落ちていく。
例えばポケモン実況者であればポケモンの対戦動画にそれとなく世間を騒がせたニュースや流行のゲームのネタを組み込んでいく人は多い。
「あつまれどうぶつの森」(以下あつ森)が発売された際、すぃか氏は直接あつ森そのものに手を出すのではなくポケモンにあつ森ネタを入れることによってポケモンの視聴者をキープしているし、レイえもん氏もあつ森実況をやり始めた際も「カイロス」というワードからは逸脱していない。
このようにチャンネルの「幹」となる部分は残す工夫というのがチャンネルを安定させるために重要になってくる。
登録者が万いる上位の投稿者や配信者はその時流行りのゲームに手あたり次第に手を出しているように見えるが、あれは登録者が多いからこそできることであることを覚えていただきたい。
視聴者が多ければ、それだけいろんなゲームのプレイヤーが登録者内にいるので彼らが来てくれるし、何より「内容がなんであれその人の動画/配信は全部見る」という根強いファンも大勢いるため、ああいった他ジャンルにも手を出せるのだる。
しかし、登録者3桁のチャンネルにそういった視聴者が何人いるだろうか。
チャンネルによってはそれなりにいるかもしれないが、基本的に数人いればいい方だろう。
そういった視聴者がいないうちにあちこち手を出しても視聴者はなかなか集まってこないし、人が集まらない配信や動画には外からも人を呼び込むことは難しい。
大事なのは目先の数字に囚われることではなく、長期的なチャンネルの成長を見据えること。
登録者が少ないチャンネルはただただトレンドに身を任せて視聴者を稼げばよいのではない。
きちんとチャンネルの方針を定め、土台となる視聴者を集めること、つまりチャンネルが軌道に乗るまで、耐え忍ぶことが重要なのである。
「検索結果」と「関連動画」に上がる動画の条件とは?
2020年6月25日 YouTubeに関する小話今回は前回の記事(→https://zerosome0.diarynote.jp/202006211212019402/)の補足に近い内容になるのだが、動画投稿者の大半は活動開始直後に「動画が検索や関連に上がらない」という悩みを持つ。
実際私も少し前までは検索しても自分の動画はほとんど出て来ず(たまにうまくいって検索に上がることもあったが)、動画が伸びない状況が長いこと続いていた。
では動画が検索や関連に上がる条件は何なのかというと、調べても大抵の動画や記事には「視聴者が検索しやすいワードをタイトルに入れる」「サムネをきっちり作る」という程度のことしか書かれていない。
間違いではないのだが、そんな基礎的なことはほとんどの人ができているし(もちろんできていない人もいるし、彼らはもっと基礎から学びなおす必要があるのだが)、そんな条件を満たしている動画なんて溢れるほどある。
もちろん必須条件ではあるのだが、そんな条件を満たしただけでは結局動画が下の方に埋もれるだけである。
では次の段階の条件は何なのか。
YouTubeをよく見る人は「急上昇ランキング」という言葉を耳にしたことがあるはず。
この急上昇ランキングに動画が乗る条件は何かと聞かれると、「再生数」「時勢に乗ったネタ」「動画の新しさ」などが思い浮かぶと思われる。
しかし、本当に大事な条件は何かというと
「視聴回数の増加率」つまり、「短時間の間にどれだけ再生されたか」だと言われている。
要するに、短時間の間で急激に再生数が増えた動画がこのランキングの載るのではないかと推測されているのだ。
考えてみれば、同じ1万回再生の動画でも、到達するのに1日かかった動画と1時間しかかからなかった動画では、前者より後者の方が伸びていると言えるので、これは当然のロジックである。
ここから先は私のチャンネルの成長をもとにした推測でしかないため鵜呑みにはしないでいただきたいのだが、動画が検索や関連に上がる条件も同じではないだろうかと考えている。
(後にこの仮説が確信に変わったら、編集でそう書き加えておく)
私の以前の動画は投稿直後は数時間で100回や200回には到達するものの、それ以降はゆっくりしか伸びていかず、基本的にいつまでも再生数の増加は緩やかなっまだった(ごくたまにある日を境に急に増えた例もあったのだが)。
しかし、フェンリルchで現在更新しているシリーズを始めると、投稿直後にそれまで以上に一気に再生数が伸びるだけでなく、再生数が登録者数を超えた後も動画が伸び続けた。
投稿直後の伸びが良くなった理由は「登録者が動画を見てくれるようになった」の一言で片付くのだが、なぜ登録者数を超えても伸び続けたのか。もちろん答えは「検索結果や関連動画に動画が表示されるようになり、外からも来訪者が増えた」からである。
つまり、投稿直後の再生数の増加率と、検索や関連の優先度には、相関関係が存在するのではないか、と私は推測したのである。
もしこの推測が当たっているのであれば、同じ再生数でも1時間で到達した動画と1日で到達した動画では、検索や関連の優先度は変わってくる、ということになる。
ではどうすれば短期間で再生数を多くとることができるのか。
ここで、前回の記事の話に繋がってくる。
動画に一番最初にアクセスするのは、基本的に「チャンネル登録者」に他ならない。
動画を投稿すれば、チャンネル登録者のもとに通知が行く(通知設定している人に限るが)。
もちろんTwitterなどで宣伝すれば、ツイートを見てクリックした人がそこに加わる。
彼らが「来たぞ来たぞ」と言わんばかりに動画にアクセスしてくれれば、投稿直後に一気に再生数は急激に増える。
その人数が多ければ多いほど、再生数の増加率も増える。
動画を再生してくれる視聴者の人たちが、この増加率を後押ししてくれるのである。
チャンネル登録者が多ければ多いほど、この点に関しては有利になる…と言っても間違いはないのだが、当然チャンネル登録者の大半が動画を見てくれないことには何の意味もない。
だからこそ、「動画が再生されないような登録者の増やし方をしてはいけない」。
「動画を再生してくれる視聴者を集める」ことが全ての根本的な条件になるのではないだろうか。
実際私も少し前までは検索しても自分の動画はほとんど出て来ず(たまにうまくいって検索に上がることもあったが)、動画が伸びない状況が長いこと続いていた。
では動画が検索や関連に上がる条件は何なのかというと、調べても大抵の動画や記事には「視聴者が検索しやすいワードをタイトルに入れる」「サムネをきっちり作る」という程度のことしか書かれていない。
間違いではないのだが、そんな基礎的なことはほとんどの人ができているし(もちろんできていない人もいるし、彼らはもっと基礎から学びなおす必要があるのだが)、そんな条件を満たしている動画なんて溢れるほどある。
もちろん必須条件ではあるのだが、そんな条件を満たしただけでは結局動画が下の方に埋もれるだけである。
では次の段階の条件は何なのか。
YouTubeをよく見る人は「急上昇ランキング」という言葉を耳にしたことがあるはず。
この急上昇ランキングに動画が乗る条件は何かと聞かれると、「再生数」「時勢に乗ったネタ」「動画の新しさ」などが思い浮かぶと思われる。
しかし、本当に大事な条件は何かというと
「視聴回数の増加率」つまり、「短時間の間にどれだけ再生されたか」だと言われている。
要するに、短時間の間で急激に再生数が増えた動画がこのランキングの載るのではないかと推測されているのだ。
考えてみれば、同じ1万回再生の動画でも、到達するのに1日かかった動画と1時間しかかからなかった動画では、前者より後者の方が伸びていると言えるので、これは当然のロジックである。
ここから先は私のチャンネルの成長をもとにした推測でしかないため鵜呑みにはしないでいただきたいのだが、動画が検索や関連に上がる条件も同じではないだろうかと考えている。
(後にこの仮説が確信に変わったら、編集でそう書き加えておく)
私の以前の動画は投稿直後は数時間で100回や200回には到達するものの、それ以降はゆっくりしか伸びていかず、基本的にいつまでも再生数の増加は緩やかなっまだった(ごくたまにある日を境に急に増えた例もあったのだが)。
しかし、フェンリルchで現在更新しているシリーズを始めると、投稿直後にそれまで以上に一気に再生数が伸びるだけでなく、再生数が登録者数を超えた後も動画が伸び続けた。
投稿直後の伸びが良くなった理由は「登録者が動画を見てくれるようになった」の一言で片付くのだが、なぜ登録者数を超えても伸び続けたのか。もちろん答えは「検索結果や関連動画に動画が表示されるようになり、外からも来訪者が増えた」からである。
つまり、投稿直後の再生数の増加率と、検索や関連の優先度には、相関関係が存在するのではないか、と私は推測したのである。
もしこの推測が当たっているのであれば、同じ再生数でも1時間で到達した動画と1日で到達した動画では、検索や関連の優先度は変わってくる、ということになる。
ではどうすれば短期間で再生数を多くとることができるのか。
ここで、前回の記事の話に繋がってくる。
動画に一番最初にアクセスするのは、基本的に「チャンネル登録者」に他ならない。
動画を投稿すれば、チャンネル登録者のもとに通知が行く(通知設定している人に限るが)。
もちろんTwitterなどで宣伝すれば、ツイートを見てクリックした人がそこに加わる。
彼らが「来たぞ来たぞ」と言わんばかりに動画にアクセスしてくれれば、投稿直後に一気に再生数は急激に増える。
その人数が多ければ多いほど、再生数の増加率も増える。
動画を再生してくれる視聴者の人たちが、この増加率を後押ししてくれるのである。
チャンネル登録者が多ければ多いほど、この点に関しては有利になる…と言っても間違いはないのだが、当然チャンネル登録者の大半が動画を見てくれないことには何の意味もない。
だからこそ、「動画が再生されないような登録者の増やし方をしてはいけない」。
「動画を再生してくれる視聴者を集める」ことが全ての根本的な条件になるのではないだろうか。
チャンネルの正しい伸び方はこれ。
2020年6月20日 YouTubeに関する小話今のフェンリルchは一週間で100人の登録者、1日で新着動画の再生数1000以上を得られるようになった。
チャンネルが成長すれば成長速度はもっと早くなると思われる。
まず、動画・チャンネルの正しい伸び方とはどのようなものかというと
①チャンネル登録者が動画を見る。
②チャンネル登録者からの再生数が増える。
③公開直後に登録者からの視聴回数が得られれば関連動画や検索結果にも出やすくなり、登録者外からもクリックが得られる。
④クリックしてくれた人たちがチャンネルに飛ぶ。
⑤上記の動画と同系統の動画が多ければ、登録ボタンを押される確率が上がる。
⑥登録者が増える。
⑦①に戻る。
これの繰り返しである。
現状のフェンリルchで起こっているのもこのサイクルである。
以前TwitterでYouTubeのとあるプロデューサーが言っていたが、ようやくあの言葉が本当であると実感することができた。
もちろん開設したばかりでチャンネル登録者のいないチャンネルは①が得にくいため、基本的にはTwitterやブログや知り合いとのコネなどを使って①を得ることになる。
(もちろん後述するような相当インパクトの強い動画を出すことができれば話は別だが)
当然彼らが登録してくれれば、上記の①~⑦のサイクルで登録者を増やしていくことになる。
つまり、チャンネル登録者が動画を見てくれないことには、動画の伸びは期待できないのである。
以前知り合いから「どんな手段で登録者を増やそうが再生数なんてサムネとタイトルで決まるのでは」との指摘をいただいたが、登録者からのアクセスがなくとも再生数がとれるようなインパクトの強い動画というのはそうそう作れるものではない。
そういった動画は基本的に「〇〇する裏技!」「簡単に〇〇する方法!」といった釣り要素の強い動画がほとんどである。
例えばポケモン実況なら「レベル1でチャンピオンを倒した」「伝説キッズをボコボコにした」というハプニング系の動画や、レイド乱数のやり方のような需要の高い解説動画などが該当するが、そんな動画は高頻度で何度も出せるものではないし、狙って作れるようなものでもない。要するにそういった動画を作るにタイミングと運も必要になって来るのである。
つまり、そういう釣り要素の強い動画ではなく、普段軸にして活動している一般的な動画(対戦実況など)は、チャンネル登録者からの支持があって初めて再生数を伸ばせるのである。
プレゼント企画やキャンペーンで登録者を増やしたり、生放送を高頻度でガンガンやったりして視聴者を集めれば、当然登録ボタンを押しただけで動画を全くクリックしないリスナー(私は彼らを「幽霊部員」をもじって「幽霊リスナー」と呼んでいる)が多くなってしまい、上記サイクルの①の再生数が得られなくなり、外からのクリックも得にくくなるのである。
いきなりいろんなジャンルに手を出し過ぎてはいけない理由もこれであり、ジャンルがバラけすぎれば動画一つ一つの再生数が落ちるため、①の再生数は当然得にくくなる。
ポケモン実況者でレイド配布を頻繁にやっている人が動画を投稿すると再生数が2桁になるのも、①が得られないせいでこのサイクルに入れないためである。
つまり、登録者を増やすのを急ぐあまりに余計なことに手を出せば、かえって逆効果でしかない。
一度このような動画以外の方法で登録者を増やしてしまうと、登録者からの動画の再生数が得にくくなり、下手をすれば一生伸びない(同じ方法でしか再生数を得られない)ということにもなりかねないのである。
(これはYouTubeのプロデューサーも言っていた。)
もちろん投稿し続ければ数本に一本くらいの割合でたまたま伸びる動画が生まれ、再生数が伸びることもあるが、それらは所詮前回の記事で言及した「一発屋」に過ぎず、「安定した再生数」をとることはできない。
(実際私の旧チャンネルにも200~300そこらの動画の中にたまに1000を超える動画が数本だけ存在した。)
そうなった場合、普段の動画でもきちんと再生数をとりたいのなら、最悪チャンネルごと作り直して視聴者を集め直すしかないだろう。
よく「生放送をしないとチャンネルは伸びない」という発言を聞くが、これは間違い。
生放送は確かに動画に比べて検索やおすすめの優先度が上がるが、動画の再生数まで保証してくれるものではない。
以前別の記事でも言及した通り、生放送しか訪れないリスナーもいるし、普段の動画と全く違うジャンルを生放送で扱えば、そもそも放送に来たリスナーは動画を再生してくれない人の方が多くなる。
もちろんやり方次第では動画の視聴を促すこともできるかもしれないが、基本的に動画まで見てくれるのは数人に一人程度だと思ったほうが良い。
結論を言ってしまえば生放送で得られるのはあくまで「チャンネル登録者」「生放送のリスナー」であり、「動画の視聴者」とは限らないのである。
実際生放送を高頻度でやっている反面動画の再生数は登録者より圧倒的に少ないチャンネルはかなり多く、私の知り合いだけでも数人は思い浮かぶ。
極端な話、そもそも生放送をしないとまともに視聴者を集められないのならそれは動画のクオリティが足りていないだけであり、そういった人たちは動画のクオリティを見直すべきである。
生放送でないと視聴者を得られないのなら最初から生放送だけに絞ったほうがよい。
この記事の結論だが、動画を伸ばすために必要なのは一番大事なのは「動画を見てくれる視聴者」をきちんと集めること。
動画を一切開かない、登録ボタンを押しただけの幽霊リスナーを多く集めてしまうような活動は、動画にとってマイナスになってしまう。
「自分はこういう動画で再生数をとりたい」「こういうジャンルでチャンネルを伸ばしたい」という明確な目標を持っているなら、余計なことに手を出さず、その動画だけをひたすら続け、改良できるところは改良しながら伸びるのを待つべきなのである。
もちろんどんなに続けても伸びない場合はジャンルや動画スタイルが時代に合っていない可能性も十分あるので、それらを考え直す柔軟性も必要にはなってくるのだが。
チャンネルが成長すれば成長速度はもっと早くなると思われる。
まず、動画・チャンネルの正しい伸び方とはどのようなものかというと
①チャンネル登録者が動画を見る。
②チャンネル登録者からの再生数が増える。
③公開直後に登録者からの視聴回数が得られれば関連動画や検索結果にも出やすくなり、登録者外からもクリックが得られる。
④クリックしてくれた人たちがチャンネルに飛ぶ。
⑤上記の動画と同系統の動画が多ければ、登録ボタンを押される確率が上がる。
⑥登録者が増える。
⑦①に戻る。
これの繰り返しである。
現状のフェンリルchで起こっているのもこのサイクルである。
以前TwitterでYouTubeのとあるプロデューサーが言っていたが、ようやくあの言葉が本当であると実感することができた。
もちろん開設したばかりでチャンネル登録者のいないチャンネルは①が得にくいため、基本的にはTwitterやブログや知り合いとのコネなどを使って①を得ることになる。
(もちろん後述するような相当インパクトの強い動画を出すことができれば話は別だが)
当然彼らが登録してくれれば、上記の①~⑦のサイクルで登録者を増やしていくことになる。
つまり、チャンネル登録者が動画を見てくれないことには、動画の伸びは期待できないのである。
以前知り合いから「どんな手段で登録者を増やそうが再生数なんてサムネとタイトルで決まるのでは」との指摘をいただいたが、登録者からのアクセスがなくとも再生数がとれるようなインパクトの強い動画というのはそうそう作れるものではない。
そういった動画は基本的に「〇〇する裏技!」「簡単に〇〇する方法!」といった釣り要素の強い動画がほとんどである。
例えばポケモン実況なら「レベル1でチャンピオンを倒した」「伝説キッズをボコボコにした」というハプニング系の動画や、レイド乱数のやり方のような需要の高い解説動画などが該当するが、そんな動画は高頻度で何度も出せるものではないし、狙って作れるようなものでもない。要するにそういった動画を作るにタイミングと運も必要になって来るのである。
つまり、そういう釣り要素の強い動画ではなく、普段軸にして活動している一般的な動画(対戦実況など)は、チャンネル登録者からの支持があって初めて再生数を伸ばせるのである。
プレゼント企画やキャンペーンで登録者を増やしたり、生放送を高頻度でガンガンやったりして視聴者を集めれば、当然登録ボタンを押しただけで動画を全くクリックしないリスナー(私は彼らを「幽霊部員」をもじって「幽霊リスナー」と呼んでいる)が多くなってしまい、上記サイクルの①の再生数が得られなくなり、外からのクリックも得にくくなるのである。
いきなりいろんなジャンルに手を出し過ぎてはいけない理由もこれであり、ジャンルがバラけすぎれば動画一つ一つの再生数が落ちるため、①の再生数は当然得にくくなる。
ポケモン実況者でレイド配布を頻繁にやっている人が動画を投稿すると再生数が2桁になるのも、①が得られないせいでこのサイクルに入れないためである。
つまり、登録者を増やすのを急ぐあまりに余計なことに手を出せば、かえって逆効果でしかない。
一度このような動画以外の方法で登録者を増やしてしまうと、登録者からの動画の再生数が得にくくなり、下手をすれば一生伸びない(同じ方法でしか再生数を得られない)ということにもなりかねないのである。
(これはYouTubeのプロデューサーも言っていた。)
もちろん投稿し続ければ数本に一本くらいの割合でたまたま伸びる動画が生まれ、再生数が伸びることもあるが、それらは所詮前回の記事で言及した「一発屋」に過ぎず、「安定した再生数」をとることはできない。
(実際私の旧チャンネルにも200~300そこらの動画の中にたまに1000を超える動画が数本だけ存在した。)
そうなった場合、普段の動画でもきちんと再生数をとりたいのなら、最悪チャンネルごと作り直して視聴者を集め直すしかないだろう。
よく「生放送をしないとチャンネルは伸びない」という発言を聞くが、これは間違い。
生放送は確かに動画に比べて検索やおすすめの優先度が上がるが、動画の再生数まで保証してくれるものではない。
以前別の記事でも言及した通り、生放送しか訪れないリスナーもいるし、普段の動画と全く違うジャンルを生放送で扱えば、そもそも放送に来たリスナーは動画を再生してくれない人の方が多くなる。
もちろんやり方次第では動画の視聴を促すこともできるかもしれないが、基本的に動画まで見てくれるのは数人に一人程度だと思ったほうが良い。
結論を言ってしまえば生放送で得られるのはあくまで「チャンネル登録者」「生放送のリスナー」であり、「動画の視聴者」とは限らないのである。
実際生放送を高頻度でやっている反面動画の再生数は登録者より圧倒的に少ないチャンネルはかなり多く、私の知り合いだけでも数人は思い浮かぶ。
極端な話、そもそも生放送をしないとまともに視聴者を集められないのならそれは動画のクオリティが足りていないだけであり、そういった人たちは動画のクオリティを見直すべきである。
生放送でないと視聴者を得られないのなら最初から生放送だけに絞ったほうがよい。
この記事の結論だが、動画を伸ばすために必要なのは一番大事なのは「動画を見てくれる視聴者」をきちんと集めること。
動画を一切開かない、登録ボタンを押しただけの幽霊リスナーを多く集めてしまうような活動は、動画にとってマイナスになってしまう。
「自分はこういう動画で再生数をとりたい」「こういうジャンルでチャンネルを伸ばしたい」という明確な目標を持っているなら、余計なことに手を出さず、その動画だけをひたすら続け、改良できるところは改良しながら伸びるのを待つべきなのである。
もちろんどんなに続けても伸びない場合はジャンルや動画スタイルが時代に合っていない可能性も十分あるので、それらを考え直す柔軟性も必要にはなってくるのだが。
ポケモンのストーリー実況はやるべき?それとも…
2020年6月17日 YouTubeに関する小話今夜、ポケモンのエキスパンジョンパス「鎧の孤島」が配信開始される。
そのため、ゲーム本編に復帰したポケモンや、ダクマなどの新ポケモンをリスナーと一緒に見るためにYouTubeライブで実況するポケモン実況者は多いと思う。
そこで、「新作のポケモンのストーリー実況を発売直後に行う」のは(チャンネルを成長させるうえで)効果的か?という疑問が浮かび上がる人もいるかもしれない。
答えは「NO」。
理由は単純明快で、多くのポケモン実況者が同時に生放送することになるため、結局大手の実況者にリスナーを持っていかれてしまうからである。
独特な縛りプレイならともかく、ただ攻略するだけなら誰がやっても基本同じなので、大手の実況者の配信が優先されてしまう。
そのため登録者がそう多くない実況者が発売直後にストーリー実況をしても、固定のリスナー程度しか来ないことが多く、新規のリスナーの獲得は厳しくなる。
かといって少し遅れて始めてもリスナーの人たちはすでにストーリーを一度見ているため、そこまで見る気になるかと言ったら、ならない人の方が多い。
そのため、新規リスナー獲得のために発売直後にストーリー生放送をするのはお勧めしない。
やるのであれば「リスナーと一緒に新しいストーリーを楽しむ」という目的でやるのが一番。
もう一つの道として、後からでも楽しめるように、ライブではなく動画という形で残せば視聴回数をとることもできるだろう。
アーカイブを残せばよいのでは?と思うかもしれないが、初めて見るよく知らない実況者の生放送のアーカイブをわざわざ見る人は少ないので、あまり意味がない(もちろん放送中にとんでもないハプニングが発生すれば話は変わってくるが)。編集での飾りつけは必須。
もちろんただプレイするだけでは何の面白みもなく見る価値がないので、縛りを設けるなどして攻略の過程に着色をしていくのは必須になる。
実際縛りプレイであれば、数年前のソフトでも再生回数をとっている人は大勢いる。
そのため、ゲーム本編に復帰したポケモンや、ダクマなどの新ポケモンをリスナーと一緒に見るためにYouTubeライブで実況するポケモン実況者は多いと思う。
そこで、「新作のポケモンのストーリー実況を発売直後に行う」のは(チャンネルを成長させるうえで)効果的か?という疑問が浮かび上がる人もいるかもしれない。
答えは「NO」。
理由は単純明快で、多くのポケモン実況者が同時に生放送することになるため、結局大手の実況者にリスナーを持っていかれてしまうからである。
独特な縛りプレイならともかく、ただ攻略するだけなら誰がやっても基本同じなので、大手の実況者の配信が優先されてしまう。
そのため登録者がそう多くない実況者が発売直後にストーリー実況をしても、固定のリスナー程度しか来ないことが多く、新規のリスナーの獲得は厳しくなる。
かといって少し遅れて始めてもリスナーの人たちはすでにストーリーを一度見ているため、そこまで見る気になるかと言ったら、ならない人の方が多い。
そのため、新規リスナー獲得のために発売直後にストーリー生放送をするのはお勧めしない。
やるのであれば「リスナーと一緒に新しいストーリーを楽しむ」という目的でやるのが一番。
もう一つの道として、後からでも楽しめるように、ライブではなく動画という形で残せば視聴回数をとることもできるだろう。
アーカイブを残せばよいのでは?と思うかもしれないが、初めて見るよく知らない実況者の生放送のアーカイブをわざわざ見る人は少ないので、あまり意味がない(もちろん放送中にとんでもないハプニングが発生すれば話は変わってくるが)。編集での飾りつけは必須。
もちろんただプレイするだけでは何の面白みもなく見る価値がないので、縛りを設けるなどして攻略の過程に着色をしていくのは必須になる。
実際縛りプレイであれば、数年前のソフトでも再生回数をとっている人は大勢いる。
「動画の伸び」と「チャンネルの伸び」の違い。
2020年6月17日 YouTubeに関する小話少し前から、「Party Parrot」というオウムの動画がTwitterやYouTubeで流行している。
簡単に言えば首を回しながらオウムが虹色に光るアニメーションなのだが、普段別の動画を投稿している投稿者の方々も、流行に乗るためなのかこの動画をYouTubeに上げていたりする。
このような状況について思ったことが一つある。
まず頭に入れてほしいのが、「動画の伸び」と「チャンネルの伸び」は別ものであるため、区別しなければならないということ。
例えば、普段特定のゲームを中心にしてゲーム実況をやっている人がいたとして、その人が、流行に乗るために新作の売れ筋の別ゲームを動画でやったとする。
もちろん流行りのゲームであればある程度再生数は取れるかもしれないが、あくまで伸びるのはその動画だけである。
そのゲームが好きな人は検索から動画に辿り着き、再生してくれるかもしれないが、同じゲームの動画がチャンネル内にその一本しかなかった場合はわざわざチャンネル登録ボタンまで押してくれる可能性は低い(押す人もいるにはいるのだが)。
この現象をYouTubeのプロデューサーなどは「一発屋」と表現していたりする。
つまりその動画の伸びをチャンネルの成長に変えたいのであれば、同じゲームの動画をある程度継続して投稿しなければ意味がないということである。
実際私の旧チャンネルにも1万以上の再生数を獲得している動画はあるのだが、そのレベルの再生数を獲得している動画はその1本だけであり、その動画が伸びたからといってチャンネル登録者が爆発的に増えたわけでもない。
動画のジャンルも作業用BGMなので普段投稿していたゲーム実況とは違っており、もしチャンネル全体の成長に繋げたいのであれば同系統の作業用BGMの動画を継続して投稿しなければならなかったことになる。
以前知り合いが「動画の再生数なんてサムネとタイトルで決まる」と話していたが、サムネとタイトルで獲得できるのはあくまで「その動画の再生数」に過ぎず、チャンネル全体の成長を得るためには「継続」が必須となるのである。
今回のParty Parrotの動画で再生数を取っている多くの動画投稿者も、あくまで再生数をとれるのはその動画だけであり、流行に乗った動画1本や2本程度ではチャンネルの成長には繋がらないこと、仮にチャンネル登録者が増えても他の動画の再生数の足しにはならないことは認識しておくべきだと思う。
簡単に言えば首を回しながらオウムが虹色に光るアニメーションなのだが、普段別の動画を投稿している投稿者の方々も、流行に乗るためなのかこの動画をYouTubeに上げていたりする。
このような状況について思ったことが一つある。
まず頭に入れてほしいのが、「動画の伸び」と「チャンネルの伸び」は別ものであるため、区別しなければならないということ。
例えば、普段特定のゲームを中心にしてゲーム実況をやっている人がいたとして、その人が、流行に乗るために新作の売れ筋の別ゲームを動画でやったとする。
もちろん流行りのゲームであればある程度再生数は取れるかもしれないが、あくまで伸びるのはその動画だけである。
そのゲームが好きな人は検索から動画に辿り着き、再生してくれるかもしれないが、同じゲームの動画がチャンネル内にその一本しかなかった場合はわざわざチャンネル登録ボタンまで押してくれる可能性は低い(押す人もいるにはいるのだが)。
この現象をYouTubeのプロデューサーなどは「一発屋」と表現していたりする。
つまりその動画の伸びをチャンネルの成長に変えたいのであれば、同じゲームの動画をある程度継続して投稿しなければ意味がないということである。
実際私の旧チャンネルにも1万以上の再生数を獲得している動画はあるのだが、そのレベルの再生数を獲得している動画はその1本だけであり、その動画が伸びたからといってチャンネル登録者が爆発的に増えたわけでもない。
動画のジャンルも作業用BGMなので普段投稿していたゲーム実況とは違っており、もしチャンネル全体の成長に繋げたいのであれば同系統の作業用BGMの動画を継続して投稿しなければならなかったことになる。
以前知り合いが「動画の再生数なんてサムネとタイトルで決まる」と話していたが、サムネとタイトルで獲得できるのはあくまで「その動画の再生数」に過ぎず、チャンネル全体の成長を得るためには「継続」が必須となるのである。
今回のParty Parrotの動画で再生数を取っている多くの動画投稿者も、あくまで再生数をとれるのはその動画だけであり、流行に乗った動画1本や2本程度ではチャンネルの成長には繋がらないこと、仮にチャンネル登録者が増えても他の動画の再生数の足しにはならないことは認識しておくべきだと思う。
同じチャンネル登録者数のチャンネルでも、全体的な再生数が全く違うチャンネルがある。
チャンネル登録者数に対して動画の再生数がかなり多いチャンネル。反対に、チャンネル登録者の数分の一しか再生数をとっていないチャンネル。
これらは何が違うかというと、当然「チャンネル登録者の増やし方」である。
チャンネル登録をしてくれる視聴者には、当然チャンネル登録をする「きっかけ」というものが存在する。
大抵の場合は特定の動画を見て、それが気に入ったからチャンネル登録するという流れだと思われる。
もちろんほかにも、社交辞令で登録してくれる視聴者、ライブ配信でチャンネル登録を促した結果登録してくれる人々など、さまざまだと思う。
ではなぜ同じチャンネル登録者数でも視聴回数がこれだけ分かれるかというと、原因はこの「きっかけ」にある。
結論を言ってしまうと、チャンネル登録者数に対して再生数が少ないチャンネルは、「視聴者がチャンネル登録するきっかけとなった動画」と「普段高頻度で出している動画」に、ズレが生じている場合が多いのである。
もちろん動画のクオリティが下がり、徐々に視聴者が(登録したまま)離れていくパターンもあるかもしれない。再生数が少しずつゆっくり減少している場合はこれに該当するのかもしれない。
しかし、動画の再生数がチャンネル登録者数の数分の一、場合によっては1/100以下にまでなっているチャンネルは、間違いなくこの「きっかけ」とのズレだと思われる。
例えば普段と全く違うジャンルの動画を投稿し、その動画の再生回数が爆発的に伸びたとする。
するとその動画を見てチャンネル登録する人も大勢出てくると思われるが、その登録してくれた人々の大半は、「その動画と同系統の動画、同ジャンルの動画」しか求めていないことが多い。
そのため、チャンネル登録者が増えたとしても、再生数が増える動画はその動画だけであり、普段投稿している動画は見向きもされないのである。
そうなると、その「伸びたきっかけとなった動画」と同系統の動画を投稿し続けなければ同じように再生数をとることはできず、普段の動画で再生数を伸ばしていくには相当な努力、根気が求められてしまう。
実際、チャンネル登録者の多さに対して動画の再生数が極端に少ないチャンネルは多く、極端な例だと登録者は6桁なのに再生数は3桁がほとんど、というチャンネルまで存在する。
そういったチャンネルを見かけたら、動画一覧を遡り、下の方まで見てみるとよい。不自然に他の動画よりも再生数が多い動画がいくつか見つかるはずである。(当然その動画は普段投稿している再生数の少ない動画とは別ジャンルのはず)
そういった動画が見つからなかった場合は動画が削除されているか、あるいはプレゼント企画などの動画と全く関係のない手段で登録者を増やしたのだろう。
逆にチャンネル登録者数以上に再生数をとっているチャンネルは、視聴者の需要、つまりチャンネル登録のきっかけとなった動画と、普段投稿している動画のジャンルがきちんと一致しているということであり、登録者はしっかり動画を再生してくれるため、再生数は順調に増え、外からも動画を開いてくれる視聴者も増えてくる。
YouTubeの正しい伸び方はこれなのである。
私の知り合いにも、投稿から1日でチャンネル登録者数の数倍の再生数を一本の動画でとってしまう人がいる。
動画のジャンルをいきなり広げずに最初はある程度固定することが推奨される理由もこれだ。
自分のやりたいこと、普段やっていることから脱線して余計なことに手を出して再生数を取ってしまえば、必ず前者のチャンネルのようなよくない状況に陥る。
今私が更新している「フェンリル」チャンネルは、順調に再生数を伸ばしていき、最近投稿したものは24時間以内に1000再生、チャンネル登録者の3倍以上の数字を獲得することができた。
「正しい再生数の取り方」ができていると、ようやく実感することができている。
チャンネル登録者数に対して動画の再生数がかなり多いチャンネル。反対に、チャンネル登録者の数分の一しか再生数をとっていないチャンネル。
これらは何が違うかというと、当然「チャンネル登録者の増やし方」である。
チャンネル登録をしてくれる視聴者には、当然チャンネル登録をする「きっかけ」というものが存在する。
大抵の場合は特定の動画を見て、それが気に入ったからチャンネル登録するという流れだと思われる。
もちろんほかにも、社交辞令で登録してくれる視聴者、ライブ配信でチャンネル登録を促した結果登録してくれる人々など、さまざまだと思う。
ではなぜ同じチャンネル登録者数でも視聴回数がこれだけ分かれるかというと、原因はこの「きっかけ」にある。
結論を言ってしまうと、チャンネル登録者数に対して再生数が少ないチャンネルは、「視聴者がチャンネル登録するきっかけとなった動画」と「普段高頻度で出している動画」に、ズレが生じている場合が多いのである。
もちろん動画のクオリティが下がり、徐々に視聴者が(登録したまま)離れていくパターンもあるかもしれない。再生数が少しずつゆっくり減少している場合はこれに該当するのかもしれない。
しかし、動画の再生数がチャンネル登録者数の数分の一、場合によっては1/100以下にまでなっているチャンネルは、間違いなくこの「きっかけ」とのズレだと思われる。
例えば普段と全く違うジャンルの動画を投稿し、その動画の再生回数が爆発的に伸びたとする。
するとその動画を見てチャンネル登録する人も大勢出てくると思われるが、その登録してくれた人々の大半は、「その動画と同系統の動画、同ジャンルの動画」しか求めていないことが多い。
そのため、チャンネル登録者が増えたとしても、再生数が増える動画はその動画だけであり、普段投稿している動画は見向きもされないのである。
そうなると、その「伸びたきっかけとなった動画」と同系統の動画を投稿し続けなければ同じように再生数をとることはできず、普段の動画で再生数を伸ばしていくには相当な努力、根気が求められてしまう。
実際、チャンネル登録者の多さに対して動画の再生数が極端に少ないチャンネルは多く、極端な例だと登録者は6桁なのに再生数は3桁がほとんど、というチャンネルまで存在する。
そういったチャンネルを見かけたら、動画一覧を遡り、下の方まで見てみるとよい。不自然に他の動画よりも再生数が多い動画がいくつか見つかるはずである。(当然その動画は普段投稿している再生数の少ない動画とは別ジャンルのはず)
そういった動画が見つからなかった場合は動画が削除されているか、あるいはプレゼント企画などの動画と全く関係のない手段で登録者を増やしたのだろう。
逆にチャンネル登録者数以上に再生数をとっているチャンネルは、視聴者の需要、つまりチャンネル登録のきっかけとなった動画と、普段投稿している動画のジャンルがきちんと一致しているということであり、登録者はしっかり動画を再生してくれるため、再生数は順調に増え、外からも動画を開いてくれる視聴者も増えてくる。
YouTubeの正しい伸び方はこれなのである。
私の知り合いにも、投稿から1日でチャンネル登録者数の数倍の再生数を一本の動画でとってしまう人がいる。
動画のジャンルをいきなり広げずに最初はある程度固定することが推奨される理由もこれだ。
自分のやりたいこと、普段やっていることから脱線して余計なことに手を出して再生数を取ってしまえば、必ず前者のチャンネルのようなよくない状況に陥る。
今私が更新している「フェンリル」チャンネルは、順調に再生数を伸ばしていき、最近投稿したものは24時間以内に1000再生、チャンネル登録者の3倍以上の数字を獲得することができた。
「正しい再生数の取り方」ができていると、ようやく実感することができている。
視聴者増やす目的の生放送はあんまり意味ないという話。
2020年5月30日 YouTubeに関する小話ポケモンが第8世代に入って以降、色レイドによって乱数調整の難易度が大幅に下がったこともあり、YouTubeの配信者たちが必死に色違いレイド配布によって登録者を増やしている光景がよく見られる。
ゆっくり茶番界隈でも、普段動画ではやらないゲームを生放送でやっていることが多い。
YouTubeでは生放送は動画に比べると検索や関連の優先度が高いというのはよく聞く話だが、だからといって「視聴者、登録者を増やす」のを目的に生放送を行うのは私はあまりお勧めしない。
その理由をこれから説明しようと思う。
①そもそも生放送しか見ない層がいる
実際旧チャンネルでさんざん経験したのだが、生放送のチャット欄には頻繁に顔を出す者の、動画を視聴している様子はないという視聴者が一定数いた。
このことから、そもそも生放送には顔を出すが動画はほとんど見ないという層がいるのだろうと推測した。
もちろんこれにはそれぞれの頻度も関係していると思う。普段生放送の方が多い人は視聴者からすると生放送しているイメージの方が強くなるため、動画の影が薄くなり、動画の方は視聴されにくくなるのは間違いなさそうだった。
後から動画の編集に興味を持ち、動画を中心にしようと試みたこともあったのだが、効果は出ず。一度そういう状況に陥ってしまうとなかなか変えられない。
つまり動画と生放送を並行してやっていくのであれば、ある程度頻度を考えてやっていくべきということがわかった。
理想としては動画≧生放送。生放送の方が頻度が高くなると生放送の方ばかりに視聴者が集中してしまいがちになると思われる。
もともと動画でしっかり登録者が増えて伸びた人なら、後から多少生放送の頻度が上がっても問題ないかもしれないが、登録者がそう多くない段階で生放送ばかりやってしまうと、生放送の方に人が寄りがちになるので注意。
生放送の方が頻度が高いなら、重要連絡や大会動画など以外は生放送だけに絞ってしまったほうがいい。
そもそもチャンネルに来たきっかけが違うことが多い
例えばゲーム実況など、動画と生放送である程度同じことができるジャンルであれば、生放送から入ってくれた人たちも普段の動画をある程度は見てくれるかもしれない。
しかし、これをゆっくり茶番など、基本的に生放送とは無縁なジャンルに置き換えてみる。
ゆっくり茶番は当然生放送でやることができないし、生放送でできるこれに一番近いことといったら編集ライブくらいしかない。編集ライブに初見のリスナーがそう大勢集まるかと言ったら集まるわけもないので、ライブをするとなったらゲームなど、普段の動画と全く違うことをやるしかない。(実際やっている人は多い)
普段と全く違うことを生放送でやってしまうと、検索から見に来た人は「生放送でやっていること」を目的に来たわけで、彼らが普段の動画まで見てくれるかというと、見てくれない人の方が当然多い(偶然動画の内容にも興味を持ってくれた人であれば見てくれるかもしれないが)。
動画と放送でやっていることが違っていれば違っているほどこの傾向は強い。
つまり、生放送で普段の動画と全く違うことをして登録者を増やしても、普段の動画の再生数には基本的にはつながらないと考えたほうがよい。
また、先述したように、頻繁に配布やプレゼントによって登録者を稼いでいる人が多いが、やめておいた方がいいと断言しておく。
配布やプレゼントに釣られてきた視聴者は基本的にプレゼントにしか興味がなく、登録ボタンを押して物をもらってもう二度と来ない人がほとんどなのである。
つまるところ金で登録者を買うのと同じなのだ。
このようにして登録者を増やしてしまうと、動画を一切見ない登録者が多くなり、登録者の数字に対して動画の再生数は低くなり、動画の伸びを妨げてしまうことにもなる。
登録者数に対して動画の再生数がやたら少ないチャンネルはほぼこのパターンだと思ってよいだろう。
ある程度成長したチャンネルであれば、きちんと動画を見てくれる人がきちんといるので、「あと数十人でウン千人だから」と、多少登録者を増やす目的でライブをしてもまぁ問題ないかもしれない。
しかし、チャンネル開設序盤にこのような登録者の増やし方をしてしまうと、チャンネルの土台となってくれる視聴者がいなくなり、登録者の数字だけが伸びることになってしまう。
これは後々のチャンネルの成長にも悪影響を及ぼすのは間違いない。
あくまで生放送は「登録者・視聴者を増やす」のではなく、「普段動画でできないことをやる」「視聴者との交流の場を設ける」といった目的で行うのが理想だろう。
またライブは長く行うことができるため、視聴回数を手っ取り早く稼ぐ手段でもあるので、視聴回数をあと何時間はほしい、といった場合に行うのも手である(やり過ぎてしまうと、先述したように生放送の方に視聴者が寄ってしまうが)
普段と同じようなことをライブでやるならまだしも、全く違うことをライブでして視聴者を稼ごうとするのは、私は賢明だとは思わない。
そういった生放送は、普段の動画の再生数にはほとんど繋がらない。
ゆっくり茶番界隈でも、普段動画ではやらないゲームを生放送でやっていることが多い。
YouTubeでは生放送は動画に比べると検索や関連の優先度が高いというのはよく聞く話だが、だからといって「視聴者、登録者を増やす」のを目的に生放送を行うのは私はあまりお勧めしない。
その理由をこれから説明しようと思う。
①そもそも生放送しか見ない層がいる
実際旧チャンネルでさんざん経験したのだが、生放送のチャット欄には頻繁に顔を出す者の、動画を視聴している様子はないという視聴者が一定数いた。
このことから、そもそも生放送には顔を出すが動画はほとんど見ないという層がいるのだろうと推測した。
もちろんこれにはそれぞれの頻度も関係していると思う。普段生放送の方が多い人は視聴者からすると生放送しているイメージの方が強くなるため、動画の影が薄くなり、動画の方は視聴されにくくなるのは間違いなさそうだった。
後から動画の編集に興味を持ち、動画を中心にしようと試みたこともあったのだが、効果は出ず。一度そういう状況に陥ってしまうとなかなか変えられない。
つまり動画と生放送を並行してやっていくのであれば、ある程度頻度を考えてやっていくべきということがわかった。
理想としては動画≧生放送。生放送の方が頻度が高くなると生放送の方ばかりに視聴者が集中してしまいがちになると思われる。
もともと動画でしっかり登録者が増えて伸びた人なら、後から多少生放送の頻度が上がっても問題ないかもしれないが、登録者がそう多くない段階で生放送ばかりやってしまうと、生放送の方に人が寄りがちになるので注意。
生放送の方が頻度が高いなら、重要連絡や大会動画など以外は生放送だけに絞ってしまったほうがいい。
そもそもチャンネルに来たきっかけが違うことが多い
例えばゲーム実況など、動画と生放送である程度同じことができるジャンルであれば、生放送から入ってくれた人たちも普段の動画をある程度は見てくれるかもしれない。
しかし、これをゆっくり茶番など、基本的に生放送とは無縁なジャンルに置き換えてみる。
ゆっくり茶番は当然生放送でやることができないし、生放送でできるこれに一番近いことといったら編集ライブくらいしかない。編集ライブに初見のリスナーがそう大勢集まるかと言ったら集まるわけもないので、ライブをするとなったらゲームなど、普段の動画と全く違うことをやるしかない。(実際やっている人は多い)
普段と全く違うことを生放送でやってしまうと、検索から見に来た人は「生放送でやっていること」を目的に来たわけで、彼らが普段の動画まで見てくれるかというと、見てくれない人の方が当然多い(偶然動画の内容にも興味を持ってくれた人であれば見てくれるかもしれないが)。
動画と放送でやっていることが違っていれば違っているほどこの傾向は強い。
つまり、生放送で普段の動画と全く違うことをして登録者を増やしても、普段の動画の再生数には基本的にはつながらないと考えたほうがよい。
また、先述したように、頻繁に配布やプレゼントによって登録者を稼いでいる人が多いが、やめておいた方がいいと断言しておく。
配布やプレゼントに釣られてきた視聴者は基本的にプレゼントにしか興味がなく、登録ボタンを押して物をもらってもう二度と来ない人がほとんどなのである。
つまるところ金で登録者を買うのと同じなのだ。
このようにして登録者を増やしてしまうと、動画を一切見ない登録者が多くなり、登録者の数字に対して動画の再生数は低くなり、動画の伸びを妨げてしまうことにもなる。
登録者数に対して動画の再生数がやたら少ないチャンネルはほぼこのパターンだと思ってよいだろう。
ある程度成長したチャンネルであれば、きちんと動画を見てくれる人がきちんといるので、「あと数十人でウン千人だから」と、多少登録者を増やす目的でライブをしてもまぁ問題ないかもしれない。
しかし、チャンネル開設序盤にこのような登録者の増やし方をしてしまうと、チャンネルの土台となってくれる視聴者がいなくなり、登録者の数字だけが伸びることになってしまう。
これは後々のチャンネルの成長にも悪影響を及ぼすのは間違いない。
あくまで生放送は「登録者・視聴者を増やす」のではなく、「普段動画でできないことをやる」「視聴者との交流の場を設ける」といった目的で行うのが理想だろう。
またライブは長く行うことができるため、視聴回数を手っ取り早く稼ぐ手段でもあるので、視聴回数をあと何時間はほしい、といった場合に行うのも手である(やり過ぎてしまうと、先述したように生放送の方に視聴者が寄ってしまうが)
普段と同じようなことをライブでやるならまだしも、全く違うことをライブでして視聴者を稼ごうとするのは、私は賢明だとは思わない。
そういった生放送は、普段の動画の再生数にはほとんど繋がらない。
「毎日投稿」を始めてみてわかったこと。
2020年5月26日 YouTubeに関する小話私は数日前からフェンリルchで毎日投稿というのにチャレンジしている。
現在大学を休学中な上リアルがコロナウイルス騒ぎで身動きが取れなくなっており、自宅で時間があるというのが一番の理由だ。
そして現在投稿しているのはMMDではなく立ち絵茶番のため、一日でも十分制作することができている。
毎日投稿で一番変わったのは「時間を無駄にしなくなった」という点である。
ゼロサムの方のチャンネルで制作していたシリーズは一本一本が長いうえゲーム画面まで収録する必要があるため、どんなに頑張っても2週間ほどかかってしまっていたので、「もともと時間がかかる動画だし、多少仕方ない」という感じで、編集作業を先延ばしにしてしまったりしてサボり気味になり、結果的に月1ペースにまで投稿頻度が落ちてしまったという事情がある。
しかし、「毎日投稿」すると宣言してからは、「次の日には上げなければならない」という意識が働き、必ず次の日までには動画が上がるようになった。
時間に余裕がないため、あとどれくらいで完成するか、自然と意識しながら動画を制作するようになった。
やはり人間は時間的余裕を奪われれば奪われるほど時間の使い方が上手くなる、というのは嘘ではないらしい。
ただし、問題はこれをいかに継続できるかというところである。
偶然1本に時間がかかってしまい編集に2日かかってしまったりすると、次も「2日でいいや」という具合に引きずってしまう可能性は高い。
(特に私のように発達障害を抱えていて時間の使い方がルーズな人はこうなる確率が非常に高い)
始めてみるだけなら誰でもできる。一番重要なのはこれを継続できるかどうか。
多くの人たちは仕事やら学校やらで毎日投稿は困難かもしれない(特に今月から学校が再開しているところが多いのもあり)。
しかし、もしつい編集が先延ばしになってしまいがちになっていたり、投稿スパンが少しずつ伸びてしまっているという方は、それくらいの勢いで投稿スパンを詰めてみるのは一考の余地ありだと思っている。
編集内容にもよるが、週1→週2くらいの変更であれば可能な方は多いのではないかと思う。
もちろん本人が一番やりやすい頻度、スパンで編集を進めるのが大切だと思うので(中には貯め撮りをしている方もいると思う)、今の頻度が一番しっくり来ているという方はそのまま続行するのが一番いい。
現在大学を休学中な上リアルがコロナウイルス騒ぎで身動きが取れなくなっており、自宅で時間があるというのが一番の理由だ。
そして現在投稿しているのはMMDではなく立ち絵茶番のため、一日でも十分制作することができている。
毎日投稿で一番変わったのは「時間を無駄にしなくなった」という点である。
ゼロサムの方のチャンネルで制作していたシリーズは一本一本が長いうえゲーム画面まで収録する必要があるため、どんなに頑張っても2週間ほどかかってしまっていたので、「もともと時間がかかる動画だし、多少仕方ない」という感じで、編集作業を先延ばしにしてしまったりしてサボり気味になり、結果的に月1ペースにまで投稿頻度が落ちてしまったという事情がある。
しかし、「毎日投稿」すると宣言してからは、「次の日には上げなければならない」という意識が働き、必ず次の日までには動画が上がるようになった。
時間に余裕がないため、あとどれくらいで完成するか、自然と意識しながら動画を制作するようになった。
やはり人間は時間的余裕を奪われれば奪われるほど時間の使い方が上手くなる、というのは嘘ではないらしい。
ただし、問題はこれをいかに継続できるかというところである。
偶然1本に時間がかかってしまい編集に2日かかってしまったりすると、次も「2日でいいや」という具合に引きずってしまう可能性は高い。
(特に私のように発達障害を抱えていて時間の使い方がルーズな人はこうなる確率が非常に高い)
始めてみるだけなら誰でもできる。一番重要なのはこれを継続できるかどうか。
多くの人たちは仕事やら学校やらで毎日投稿は困難かもしれない(特に今月から学校が再開しているところが多いのもあり)。
しかし、もしつい編集が先延ばしになってしまいがちになっていたり、投稿スパンが少しずつ伸びてしまっているという方は、それくらいの勢いで投稿スパンを詰めてみるのは一考の余地ありだと思っている。
編集内容にもよるが、週1→週2くらいの変更であれば可能な方は多いのではないかと思う。
もちろん本人が一番やりやすい頻度、スパンで編集を進めるのが大切だと思うので(中には貯め撮りをしている方もいると思う)、今の頻度が一番しっくり来ているという方はそのまま続行するのが一番いい。
活動序盤にいきなりジャンルを広げ過ぎないほうがいい理由。
2020年5月25日 YouTubeに関する小話私は旧チャンネル時代、視聴者を増やすために他のゲームに手を出せと催促されたことがたまにあった。
私は当時ポケモン以外にやりたいゲームも特になかったし、無理に手を出しても楽しめないしつまらなそうにプレイするところを視聴者に見せるだけだからと言って説得したのだが、今思えばそういう催促をするということはYouTubeの伸びのシステムをよく理解していない証拠だと思う。
多くのYouTubeのプロデューサーは「いきなりいろんなジャンルに手を出さず最初は固定しなさい」と声を揃えて言っているのである。
これからその理由を説明していこうと思う。
これは旧チャンネルでの私の失敗経験を踏まえたうえでの話でもあるので、ある意味反面教師的な話になってしまうのだが。
例えば、YouTubeでゲーム実況を始めるためにチャンネルを設立したとする。
扱うゲームはポケモンとシャドウバースと仮定する。
動画を投稿し、視聴者が来る。もしそれなりに面白い動画だったらチャンネル登録してもらえる。
しかし、ここからが問題。
動画を見に来た人は当然その動画で扱っている方のゲームを見に来たのは間違いないが、もう片方のゲームをやっているとは限らない。
そうなると当然、動画の再生数は視聴者のうちそのゲームをやっていない人の分は増えないということになる。
仮に視聴者のうちポケモンをやっている人が4割、シャドバをやっている人が4割、両方やっている人が2割だと仮定すると、ポケモンの動画を見るのは視聴者の6割、シャドウバースの動画を見るのは視聴者のうちの6割、という風に分散される。
2つ程度ならまだいいだろう。
これが3つ4つと増えていくと、いずれ4割、3割とどんどん細分化され、動画ごとの視聴回数は当然少なくなっていく。
この例だとポケモンとシャドウバースは同じ「ゲーム実況」というカテゴリに入っているのでまだマシかもしれない。
しかし、これがもし「ゆっくり実況」と「実写の料理動画」とかだったらどうなるだろうか。
あまりにもジャンルが違い過ぎて、先述した視聴者の比が下手すれば5:5に近い比になりかねない(両方見る人も一定数はいるかもしれないが)。そうなると完全にジャンルごとに視聴者が住み分けることになってしまい、動画ごとの視聴回数は少なくなるし、最終的には登録者のわりに再生数は少ないということになってしまう。
もちろん登録者が増えてチャンネルの規模が大きくなれば、ある程度の数字はとれるようになるので、扱うコンテンツは登録者が増えるごとに少しずつ増やしていくのが理想であると、このメカニズムから伺える。
ここからは視聴者目線での話になるのだが、あなたは視聴者で、新人実況者の動画を発見し、視聴したとする。
動画がそれなりに面白かったのでチャンネルに興味を持ったとする。
チャンネルを開いてみたら、ポケモン、スプラトゥーン、シャドウバース、マリオカート、フォートナイト…など、多岐にわたっていろんなゲームを扱っている。自分が興味があるゲームはそのうちの1つか2つ程度。
これが毎日投稿しているチャンネルだったら、次に自分が興味のあるジャンルの動画が投稿されるまで待たされるのは数日、長くて1週間程度で済むだろう。
しかし、これが週1、2程度の投稿頻度だった場合どうだろうか。
例えばシャドバの動画が1本投稿されてから次の動画が投稿されるまで、数週間、下手すればひと月以上待たされることになる。当然扱うコンテンツが多ければ多いほどこのスパンも長くなる。
それだけの時間待たされるチャンネルに対して、登録ボタンを押す気になれるだろうか。もちろん押す人もいるかもしれないが、大抵の人は登録ボタンを押す気になれないのではないかと思う(もちろん圧倒的なクオリティの動画を時間をかけて作っているなら話は変わってくるかもしれないので、一概には言えないのだが)。
つまり、ジャンルが多岐に渡り過ぎると、投稿頻度によっては視聴者を待たせてしまうことになる。すでに有名な人であればファンも大勢いるので待ってくれる、あるいは多少ジャンルが違っていても見てくれる人は一定数いるかもしれないが、相手は新人。まだ信用が十分に得られていないし、きちんと投稿を続けるかどうかわからない相手である。まずは一定の層の視聴者を集めて、チャンネルの土台を作っていくのが大切であると思う。
この辺は私が一時期投稿から離れて視聴者の立場になってみたらわかってきたことである。
それに、一度登録してくれたはいいものの、他のジャンルの動画を投稿した瞬間登録を解除してしまう視聴者というのも一定数いる。あまりにジャンルが多すぎると視聴者は入ったり出たりで安定せず、チャンネルの伸びが停滞してしまうことにもなる。
ここからがある意味一番大事な話なのだが、多岐にわたったジャンルの動画を投稿しているYouTuberが、なぜそれらすべての動画で再生数をとれるのか、わかるだろうか?
もちろん登録者の母数が多いから多少分散されてもある程度の数字は保証されている、というのもあるのだが、もっと重要な理由があり、それはどんなジャンルであっても「その人の動画なら見る」という熱心な視聴者、言い換えれば「ファン」と呼ばれる人が圧倒的に多いからである。
チャンネルが大きくなれば、そういった投稿者の熱狂的なファンという層も現れる。彼らは何の動画だろうとその人が投稿しているものであれば見てくれるのである。
いろんなジャンルの動画を広く投稿していても再生数がとれる最大の理由はこれだ。
しかし、開設したばかりでまだ登録者も少ないチャンネルにそんな熱心なファンがつくかといったら、つくわけがない(運が良ければ一人くらいついてくれるかもしれないし、チャンネル開設時に身内や知り合いを何人か初期の視聴者として迎え入れたのであれば彼らがそういうタイプの視聴者になってくれる可能性は高いかもしれない。実際私も旧チャンネル開設時はそうだった)。
私の旧チャンネルにもどんな動画も見てくれる有難い視聴者の方はいたのだが、いかんせんチャンネルが小規模なのでせいぜい数人程度だった。
つまり、まずは特定のジャンルで、その世界に興味を持っている人たちを集めなくてはならない。「自分の動画だから」見てくれるような固定の視聴者は少しずつチャンネルが成長するごとに増えていくものなのである。
長くなったが、以上がYouTubeのロジックと、視聴者の視点という二つの観点から、序盤はジャンルを広げすぎずにある程度固定することの重要性である。
最初にも話したが、これは私の経験則だけに基づいたものではなく、多くのYouTubeのプロデューサーなどが声をそろえて言っていることである。
YouTubeに詳しい人で「いきなりいろんなものに手を出せ」と言う人はまず皆無だろう。
これから始めようと思っている人たちはこれを念頭に置いて活動を始めていただきたい。
私は当時ポケモン以外にやりたいゲームも特になかったし、無理に手を出しても楽しめないしつまらなそうにプレイするところを視聴者に見せるだけだからと言って説得したのだが、今思えばそういう催促をするということはYouTubeの伸びのシステムをよく理解していない証拠だと思う。
多くのYouTubeのプロデューサーは「いきなりいろんなジャンルに手を出さず最初は固定しなさい」と声を揃えて言っているのである。
これからその理由を説明していこうと思う。
これは旧チャンネルでの私の失敗経験を踏まえたうえでの話でもあるので、ある意味反面教師的な話になってしまうのだが。
例えば、YouTubeでゲーム実況を始めるためにチャンネルを設立したとする。
扱うゲームはポケモンとシャドウバースと仮定する。
動画を投稿し、視聴者が来る。もしそれなりに面白い動画だったらチャンネル登録してもらえる。
しかし、ここからが問題。
動画を見に来た人は当然その動画で扱っている方のゲームを見に来たのは間違いないが、もう片方のゲームをやっているとは限らない。
そうなると当然、動画の再生数は視聴者のうちそのゲームをやっていない人の分は増えないということになる。
仮に視聴者のうちポケモンをやっている人が4割、シャドバをやっている人が4割、両方やっている人が2割だと仮定すると、ポケモンの動画を見るのは視聴者の6割、シャドウバースの動画を見るのは視聴者のうちの6割、という風に分散される。
2つ程度ならまだいいだろう。
これが3つ4つと増えていくと、いずれ4割、3割とどんどん細分化され、動画ごとの視聴回数は当然少なくなっていく。
この例だとポケモンとシャドウバースは同じ「ゲーム実況」というカテゴリに入っているのでまだマシかもしれない。
しかし、これがもし「ゆっくり実況」と「実写の料理動画」とかだったらどうなるだろうか。
あまりにもジャンルが違い過ぎて、先述した視聴者の比が下手すれば5:5に近い比になりかねない(両方見る人も一定数はいるかもしれないが)。そうなると完全にジャンルごとに視聴者が住み分けることになってしまい、動画ごとの視聴回数は少なくなるし、最終的には登録者のわりに再生数は少ないということになってしまう。
もちろん登録者が増えてチャンネルの規模が大きくなれば、ある程度の数字はとれるようになるので、扱うコンテンツは登録者が増えるごとに少しずつ増やしていくのが理想であると、このメカニズムから伺える。
ここからは視聴者目線での話になるのだが、あなたは視聴者で、新人実況者の動画を発見し、視聴したとする。
動画がそれなりに面白かったのでチャンネルに興味を持ったとする。
チャンネルを開いてみたら、ポケモン、スプラトゥーン、シャドウバース、マリオカート、フォートナイト…など、多岐にわたっていろんなゲームを扱っている。自分が興味があるゲームはそのうちの1つか2つ程度。
これが毎日投稿しているチャンネルだったら、次に自分が興味のあるジャンルの動画が投稿されるまで待たされるのは数日、長くて1週間程度で済むだろう。
しかし、これが週1、2程度の投稿頻度だった場合どうだろうか。
例えばシャドバの動画が1本投稿されてから次の動画が投稿されるまで、数週間、下手すればひと月以上待たされることになる。当然扱うコンテンツが多ければ多いほどこのスパンも長くなる。
それだけの時間待たされるチャンネルに対して、登録ボタンを押す気になれるだろうか。もちろん押す人もいるかもしれないが、大抵の人は登録ボタンを押す気になれないのではないかと思う(もちろん圧倒的なクオリティの動画を時間をかけて作っているなら話は変わってくるかもしれないので、一概には言えないのだが)。
つまり、ジャンルが多岐に渡り過ぎると、投稿頻度によっては視聴者を待たせてしまうことになる。すでに有名な人であればファンも大勢いるので待ってくれる、あるいは多少ジャンルが違っていても見てくれる人は一定数いるかもしれないが、相手は新人。まだ信用が十分に得られていないし、きちんと投稿を続けるかどうかわからない相手である。まずは一定の層の視聴者を集めて、チャンネルの土台を作っていくのが大切であると思う。
この辺は私が一時期投稿から離れて視聴者の立場になってみたらわかってきたことである。
それに、一度登録してくれたはいいものの、他のジャンルの動画を投稿した瞬間登録を解除してしまう視聴者というのも一定数いる。あまりにジャンルが多すぎると視聴者は入ったり出たりで安定せず、チャンネルの伸びが停滞してしまうことにもなる。
ここからがある意味一番大事な話なのだが、多岐にわたったジャンルの動画を投稿しているYouTuberが、なぜそれらすべての動画で再生数をとれるのか、わかるだろうか?
もちろん登録者の母数が多いから多少分散されてもある程度の数字は保証されている、というのもあるのだが、もっと重要な理由があり、それはどんなジャンルであっても「その人の動画なら見る」という熱心な視聴者、言い換えれば「ファン」と呼ばれる人が圧倒的に多いからである。
チャンネルが大きくなれば、そういった投稿者の熱狂的なファンという層も現れる。彼らは何の動画だろうとその人が投稿しているものであれば見てくれるのである。
いろんなジャンルの動画を広く投稿していても再生数がとれる最大の理由はこれだ。
しかし、開設したばかりでまだ登録者も少ないチャンネルにそんな熱心なファンがつくかといったら、つくわけがない(運が良ければ一人くらいついてくれるかもしれないし、チャンネル開設時に身内や知り合いを何人か初期の視聴者として迎え入れたのであれば彼らがそういうタイプの視聴者になってくれる可能性は高いかもしれない。実際私も旧チャンネル開設時はそうだった)。
私の旧チャンネルにもどんな動画も見てくれる有難い視聴者の方はいたのだが、いかんせんチャンネルが小規模なのでせいぜい数人程度だった。
つまり、まずは特定のジャンルで、その世界に興味を持っている人たちを集めなくてはならない。「自分の動画だから」見てくれるような固定の視聴者は少しずつチャンネルが成長するごとに増えていくものなのである。
長くなったが、以上がYouTubeのロジックと、視聴者の視点という二つの観点から、序盤はジャンルを広げすぎずにある程度固定することの重要性である。
最初にも話したが、これは私の経験則だけに基づいたものではなく、多くのYouTubeのプロデューサーなどが声をそろえて言っていることである。
YouTubeに詳しい人で「いきなりいろんなものに手を出せ」と言う人はまず皆無だろう。
これから始めようと思っている人たちはこれを念頭に置いて活動を始めていただきたい。
「擬態の新人」をやってみてわかったこと。
2020年5月24日 YouTubeに関する小話私は5月に、新人を装って別チャンネルで動画投稿を始めてみた。
もちろんMMDではなく立ち絵茶番のジャンルに戻ろうとは思っていたし、同じチャンネルでやっても伸びが期待できなかったためチャンネルを別途に用意することにしたのだが、そこで私は「新人」として動画投稿を開始したらどのような反応を得られるかという実験も兼ねたのだった。
(ニコニコ大百科などによるとこれは俗に「擬態の新人」と呼ばれるものらしい)
もちろんこれは立派な詐欺であるし、発覚したときのリスクもあるので皆様にはお勧めできないのだが、これをやってみて、いくつかわかったことがある。
①ゆっくり茶番界隈は「新人」が優遇されやすいこと。
最初の動画を投稿した際、かなり温かく歓迎され、動画も宣伝していただけた。
実際ここ最近デビューしたばかりの人たちがかなり勢いをつけている。
私の動画が他の茶番者の方々から「面白い」と評価されたのも、「新人」という言葉のインパクトの強さ故の先入観が大きかったのではないかと私は推測した。
②YouTubeの動画の伸びは本人の拡散力などに大きく左右されてしまうこと。
これは自分のチャンネルを見て思ったのだが、偶然タイムラインに流れてきたツイートを見て確信に変わった。
「再生数が少ない方がクオリティが高く感じることが多い」→リプ欄「本人の拡散力に左右されるんじゃないですかね」
という会話。
やはり本人の拡散力によって再生数が大きく左右されるのは間違いなさそうである。
実際私の立ち上げたチャンネルも他の茶番者の方々の宣伝なくして再生数は取れなかったはずだし、再生数と釣り合うクオリティではなかったと個人的に思う。
私もとあるMMDerさん(今はTwitterで相互)の動画を偶然拝見したとき、かなりのクオリティだったにもかかわらず、
実際一時期ポケモン実況界隈でTwitterをバズらせて登録者を増やそうという風潮になったのも見たことがある。
ここからは個人的な意見だが、もちろん宣伝ツールとしてTwitterなどをフル活用するのは大事なことであるとは思うが、その拡散力に再生数が大きく左右されるというのはいかがなものか…
動画の本質というものをいささか見失っている気がしないでもない。
まぁYouTubeはもともと仕様上本人の知名度にかなり左右され、古参投稿者が優遇されるコミュニティなのでこういう外部のツールに左右されるのも仕方ないとも言えるが。
③現在のトレンドはMMDよりも立ち絵茶番であること。
ここ最近勢いをつけている人たちに立ち絵茶番の方が多いので、今のトレンドはこちらのジャンルということがわかる。
MMDでも再生数がとれないわけではないが、硬派なもので再生数を取るのは難しく、ネタや紳士向けに走る必要性があると言える。
真面目な内容のMMDで再生数がとれるのはごく一部しかいないように思える。
実際MMDの最盛期は2~3年前であることがメジャーな動画の再生数からもわかる。
これらのことが分かった今、これ以上MMDで獣戦記を続けるのは数字を取るうえでは困難であると判断し、立ち絵茶番に転向することも検討中。
YouTubeのシステムを考えるとただ動画の中身ばかりを工夫していても再生数はとれないのは間違いないので活動への入り方を考える必要があると思う。
先ほど私は「擬態の新人」はお勧めできないと言ったが、チャンネルがグダってしまい伸びが停滞した場合は一つの選択肢としてアリだとは思っている。
一度グダってしまったチャンネルが勢いを取り戻すのは想像以上に困難なので一度白紙に戻すことも大切であると、多くのプロデューサーは語っている。
もちろんMMDではなく立ち絵茶番のジャンルに戻ろうとは思っていたし、同じチャンネルでやっても伸びが期待できなかったためチャンネルを別途に用意することにしたのだが、そこで私は「新人」として動画投稿を開始したらどのような反応を得られるかという実験も兼ねたのだった。
(ニコニコ大百科などによるとこれは俗に「擬態の新人」と呼ばれるものらしい)
もちろんこれは立派な詐欺であるし、発覚したときのリスクもあるので皆様にはお勧めできないのだが、これをやってみて、いくつかわかったことがある。
①ゆっくり茶番界隈は「新人」が優遇されやすいこと。
最初の動画を投稿した際、かなり温かく歓迎され、動画も宣伝していただけた。
実際ここ最近デビューしたばかりの人たちがかなり勢いをつけている。
私の動画が他の茶番者の方々から「面白い」と評価されたのも、「新人」という言葉のインパクトの強さ故の先入観が大きかったのではないかと私は推測した。
②YouTubeの動画の伸びは本人の拡散力などに大きく左右されてしまうこと。
これは自分のチャンネルを見て思ったのだが、偶然タイムラインに流れてきたツイートを見て確信に変わった。
「再生数が少ない方がクオリティが高く感じることが多い」→リプ欄「本人の拡散力に左右されるんじゃないですかね」
という会話。
やはり本人の拡散力によって再生数が大きく左右されるのは間違いなさそうである。
実際私の立ち上げたチャンネルも他の茶番者の方々の宣伝なくして再生数は取れなかったはずだし、再生数と釣り合うクオリティではなかったと個人的に思う。
私もとあるMMDerさん(今はTwitterで相互)の動画を偶然拝見したとき、かなりのクオリティだったにもかかわらず、
実際一時期ポケモン実況界隈でTwitterをバズらせて登録者を増やそうという風潮になったのも見たことがある。
ここからは個人的な意見だが、もちろん宣伝ツールとしてTwitterなどをフル活用するのは大事なことであるとは思うが、その拡散力に再生数が大きく左右されるというのはいかがなものか…
動画の本質というものをいささか見失っている気がしないでもない。
まぁYouTubeはもともと仕様上本人の知名度にかなり左右され、古参投稿者が優遇されるコミュニティなのでこういう外部のツールに左右されるのも仕方ないとも言えるが。
③現在のトレンドはMMDよりも立ち絵茶番であること。
ここ最近勢いをつけている人たちに立ち絵茶番の方が多いので、今のトレンドはこちらのジャンルということがわかる。
MMDでも再生数がとれないわけではないが、硬派なもので再生数を取るのは難しく、ネタや紳士向けに走る必要性があると言える。
真面目な内容のMMDで再生数がとれるのはごく一部しかいないように思える。
実際MMDの最盛期は2~3年前であることがメジャーな動画の再生数からもわかる。
これらのことが分かった今、これ以上MMDで獣戦記を続けるのは数字を取るうえでは困難であると判断し、立ち絵茶番に転向することも検討中。
YouTubeのシステムを考えるとただ動画の中身ばかりを工夫していても再生数はとれないのは間違いないので活動への入り方を考える必要があると思う。
先ほど私は「擬態の新人」はお勧めできないと言ったが、チャンネルがグダってしまい伸びが停滞した場合は一つの選択肢としてアリだとは思っている。
一度グダってしまったチャンネルが勢いを取り戻すのは想像以上に困難なので一度白紙に戻すことも大切であると、多くのプロデューサーは語っている。